七言絶句「歳晩村居」
令和三年大晦日。一詩欲試凭机開冊子、入室寒威自脚下來。
令和三年大晦日。一詩試みんと欲し机に凭り冊子を開く。
餘齢幾許八旬身
餘齢 幾許か 八旬の身
刺棹乾坤私笑塵
棹を乾坤に刺して 私かに塵を笑い
賢者著名傷他界
賢者著名の 他界を傷み
温柔老病待新春
老病に温柔なる 新春を待つ
※余命はどれほどあるのか八十歳の身に
乾坤(天地)棹を刺すようなまねをしてひそかに俗塵を笑う
今年は賢者や著名な人が多く他界されそれを傷んだりしていたが
私も老病なれば温柔は春を待つのである。
2021/12/31 22:36
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