不孤の漫言

易経

漫言「周易繋辭下傳の第二章の後半の辞

 不孤の漫言
周易繋辭下傳の第二章の後半の辞に出会いましてある種の感動を覚えました。
「木を断りて杵と為し、地を掘りて臼と為し、臼杵(キュウショ)の利、万民もって済(スク)うは、蓋しこれを小過に取る。」と。お餅つきの時節でもありヒントを得たわけです。黄帝尭舜、孰れに聖人かは判りませんが、臼になるものを教え、杵になるものを教えた。

で余談ですが、金属を伸べて臼の上に置き杵で叩いて、中華鍋の原型ができた。(繋辭下傳にはありません。中華鍋を作っている社長の辞TVで知る。)
※小過は易の卦の一つ、雷山小過の小過です。小過は卦辞としては良い方です。小事に宜しい、大事には不可とあります。
 さて、臼は動かず物を載せ、杵はエネルギーをつかって突く。されど効果は臼も杵も同じである。
 今近隣の国はエネルギーを使い、民を疲弊させてまで、杵のように盛んに威嚇していますが、それ以上には出てこれません。こちらは準備を整えて動かない。其れで良いので有ります。
 ※漫言ですからね寝言みたいなものですアハハハ。

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