不孤のお休み前の論語 124

不孤の論語

論語 憲問第十四~34

  お休み前の論語^^124

微生畝、謂孔子曰、丘何爲是栖栖者與、無乃爲佞乎、孔子對曰、非敢爲佞也、疾固也(憲問第十四~34)

○微生畝、孔子に謂いて曰わく、丘、何為れぞ是れ栖栖たる者ぞ。乃ち佞を為すこと無からんや。孔子対えて曰わく、敢えて佞を為すに非ざるなり。固を疾むなり。
 微生畝(隠者)が孔子に向かっていった。「丘さん、あなたはどうしてそんなに忙しそうなんだネ。佞(お上手を言いとりいろうととするこころ)してませんか。孔子は答えるには、「いやいやそんな取り入ったりしませんよ。ただ、(貴方のような)独善的にかたくななのがいやなんですよ。

※貴方のようなは私が言葉を附け加えたのですが、荘子などは実に痛快な書物ですが、其れだけに独善的ではなかろうか、私も老荘思想はすきですが、荘子などは百%作り話ですからネ。
 だから孔子の言葉は微生畝の思想的な攻撃に応えた孔子らしいやんわりときつい反撃だと思った次第です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました